MMRT伝説<その1>

大学時代のお話し。

県外者だった私は、当然下宿していたわけだが、このような下宿先が大学を中心に何箇所も点在している。そして、私たちの移動手段はたいていバイクである。これは、自転車ではいけない理由がある。(いけなくはないが) 大学は丘の斜面沿いに立てられており、キャンパス(ぷぷっ)内を移動するのもいい運動になるくらいの傾斜角をもつからだ。かくして、それぞれの下宿にはバイクがあるのが当然で、中には下宿がバイクチームそのものだったりするのだ。わがMMRTは、それとは一線を画し、もっとグローバルな視野で結成されている。(爆) まだまだ売出し中だったころ、よその下宿と合同でツーリングに出かけることとなった。その相手は、ほとんどが私たちより先輩である。しかも、噂によると皆かなりの猛者らしい。(ナンマンダブ)

たしか、萩・津和野方面に向かったと思う。既にルートも何も覚えてはいないのだが、あの事件だけが、このツーリングを伝説化させたようだ。名づけて『馬車馬ツーリング』!!山口県内の中国縦貫と交差している道路を走行中。30台に迫ろうかと言うバイクがおのおのぶち切れだし、抜きつ抜かれつの状態になった。(若いのぉ) 迎撃隊1番手の先輩は、XJ750Eを駆り、なんと片手運転だ。(頭おかしい、この人) 2番手につけるH君は、XJ400Eで目が三角状態だ。(本気やねぇ) 3番手にはフクちゃんが、非力CB250RS-Zで完全臥せ状態だ。(こいつもおかしい) そんな中、後から追い上げてくる見知らぬバイクが1台。ひらりひらりとゴボウ抜き。あっという間にトップのタカシをも捕らえて、げげっ、白バイじゃん!(爆) 全員、路肩に止められ、緊急お説教講座が始まる。

「リーダーは誰なら?」(心の中で手をあげるオレ)
「おまえか?」《先頭だったタカシが疑われている》(言い出せないオレ)
***説教始まる***《遠巻きに見守る仲間たち》(すまん、ごめんなさい、申し訳ない)
そして、全員に説教始まる。
「わしゃのう、高速から見て降りてきたんじゃ。なんちゅう、走り方しよるんなぁ?アンッ? おまえらは、【馬車馬】かぁ?【馬車馬】知っとるかぁ、アンッ?もっと周りを見て走らんか! こんだけのバイクが揃うたら、歩行者もドライバーも怖いんじゃ。それ以上に公道でレースするとは何事なぁ。今回はこれでこらえちゃるけど、この山口県内でもう一回見つけたら、タダじゃすまん思うとけぇよぉ。」(というような意味でした。)
一同、『ハイ!』
帰り際、白バイに乗って高速機動隊員は、ナゼか私に向かってこう言った。
「好きそうな顔しとるのぉ、ワシと勝負するか?」
ブルブル。滅相もございません、ダンナ。丁重にお断りして、一同そそくさとその場を去ったのだった。

以後、まじめな青年たちは、山口県内では、終始おとなしい走行で移動したのだった。しかし、下宿も近い広島県の山中で、抜きつ抜かれつしていたことをあの警官は知るまい。(反省を知らんのか、君たちは)

というのが、一部始終です。(若干、脚色もあるかもしれませんが) 忘れられんツーリングだ。今までの人生でこれほどまでに(友人に対して)申し訳ないと思ったことはないし、言い出しきれなかった自分が情けないしで、忘れることが出来ないのだ。(でも、もう時効だよねぇ)M(_”_)M

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コメント

  1. Masayan より:

    <テスト> 過去記事にコメントするとどうなるか?

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