MMRT伝説〈その2の後編〉

「しゅうぞう」との再会。彼はそのまんまだった。(笑) 半年そこらでそんなに変わるものでもないか。再会を祝い、変態を・・いやいや編隊を組んで、いざ阿蘇山へ! すばらしい風景とすばらしくいい道。そんなのんびりした雰囲気も長くは続かない。ある男が、自分の編隊を縫って、前へ前へ出てきた。こんないい道を楽しまなくてどうすると言わんばかりに。一見おとなしいツーリング編隊は、暴走集団と化し、阿蘇を走り回るのだった。(若いのぉ)

そろそろ日も傾いてきた頃、「しゅうぞう」に別れをつげ、帰りのルートの作戦会議に入る。まともに帰っては距離が足りない。国東半島を回って帰ることに決定し、走り出す。しかし、じわじわとツケがまわり始めた体は、限界に近づいていた。お馬鹿なことに昼間めいっぱい走り回って疲れてしまっていたのだった。休憩する頻度が多くなる。そして一行は、タカ派とハト派に分裂した。もちろんタカ派は、そのまま1000Kmを達成すべく、走り続ける派。ハト派は、国東から徳山にフェリーで帰り、ショートカットする派。当然、1000Km達成できない。タカ派は、私&フクちゃんで、ハト派はその他大勢だ。両派の意見は平行線をたどり、妥協することはなかった。編隊は二派に別れ、それぞれの道をゆく。ふん、軟弱ものめ。帰って1000Km達成のメーターを見せ付けてくれるわ。(今でも語り草だ)

その後、日もとっぷり暮れ、フクちゃんのCBのライトが時々消えるというトラブルに見舞われる。後からそのたびに私がハイビームにして、フォローする絶妙な連係プレーで切り抜ける。大分のマクドで腹ごしらえし、再び出発! ここから先は覚えてない。(爆) 気がついた時には、既に本州だった。寝ていたのだ。もちろん目は開いている。ぼっーとセンターラインだけを見つめ走っていたような気がする。後で聞いた話では、この頃フクちゃんは懸命に幻覚と戦っていたらしい。大きな、それは大きなスイカが道の前に私たちに向かって転げてくるという常軌を逸した幻覚である。(ぷぷっ) それから、寒さにもやられ、カッパも着込んだが震えが止まらない。タオルも首に巻くが、効かない。どうにかこうにか恨みの徳山市に入り、ファミレスで休憩する。コーヒーだけオーダーし、持ってきてもらう間に爆睡してしまった。(爆) 交互に睡眠をとる。2時間ぐらいネバっただろうか? ヘルメットを持ったえらい厚着の兄ちゃんがテーブルに突っ伏して寝ている姿を店員はどう思っただろう。レジであまりに気の毒に思ったのか「ブラックブラックガム」をくれるのだった。何を狂ったかフクちゃんは、少々距離が足りんから大回りして帰るかという。お代官様、それだけはご勘弁を。(ブルブル) 却下し、そのまま、下宿へなだれ込む。到着した頃、既に日が昇っているのだった。(6時半くらいだったと思う) 悲しいことにRZのスピードメーターは、帰る途中でケーブルが切れ、何キロ走ったかさえわからない。(泣)

この日を強烈に覚えさせてくれた事件がある。もう、寝てしまってはゼミにいけないと思い、必死でTVをつけて起きていると大きなニュースが・・。「逆噴射」事件とホテルニュージャパンの火災事件だ。眠気も覚めるような事件がしかも2つも・・・。

この後、2人して、フェリー組を散々いじめたのは言うまでもない。(やーい、軟弱者)(爆)

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