初・体・験

先日得意先から修理車を運ぶ際、燃料がなかったのでチケットを貰おうとしたら、この景気で契約先のスタンドが倒産したらしく、セルフで入れて帰ってくれと千円渡された。「はい。わかりました。」と元気よく言ったものの、実はセルフで入れたことがない私。(笑) 

岡山県は全国的に見てもセルフスタンドの比率が高いらしいのだが、会社のカードですべてを済ませている私にしてみれば未体験ゾーンである。まっ、後学のためにやってみましょ。

スタンドに入る。目指すは軽油なのだが、どこも「全油種OK」となっているので空いているトコに車を入れる。車を降りるとどこからともなく機械音声で 「お支払方法をお決めください。」と言っている。「おー、千円千円。現金現金。」と機械に話し掛けながら(小声でね)、千円を押し込む箇所を探す。おー、縦に入れるのかと妙に感心しながら、吸い込まれるのを見ていたら、また 「お支払方法をお決めください。」と言う。「入れたやんけ!」と返事をする。(意味なし) 「お支払方法をお決めください。」としつこく言われる。これが人間ならすでに口調も変わってるんだろうな。プルプルしながら、奥歯をかみ締めながら気持ちを押し殺して、「お支払方法をお決めください!」って言われるだろう。もしそうなら、相手の顔色を伺い、小声で「あのぉ∼、わかんないんですけど・・・。」と答えなければならないところだ。しかし、相手は機械なので、「じゃから、千円入れたつーの!」と答える。(答えても意味なし) ふと見るとモニターに「現金」やら「カード」やら書いてある。な∼んだ、タッチパネルかぁ。(さすがボケ担当) 早く言ってくれよ∼。「現金現金」〈ピッ〉。「油種をお決めください」 「おーっ、軽油軽油」〈ピッ〉 「給油の種類をお決めください。」 「ん∼、せ・ん・え・ん・ぶ・ん。」〈ピッ、ピッ〉 「給油を始めてください。」 「へいへい。」 給油装置をコックに突っ込む。〈カチッ〉 周りを見渡すと込む時間帯でないらしく、ガラガラである。(あっーー、よかった) こんなモタモタした客もいないだろう。「給油が終わりました。」「あいよー。」〈ゴソゴソ〉 なんでいちいち機械と話をせにゃならんのか?まったく変わった芸風である。(芸人じゃないって) 

いちいち、「エンジンルームを点検しましょうか?」「今月は洗車がお得です。」だの聞かれるのもイヤだが、機械の指示通りに動かされるのもなぁ。機械化が進むと当然コミュニケーションがなくなるし。でもこれからはこれが普通になるのかなぁ。なんだかはたから見るとお寒い光景のようでもある。だから、機械と話しましょう。(あぶないなぁ)

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする