昨年、全日本GT選手権シリーズ(JGTC)から移行したスーパーGT。えぇ、激Gを見るようになって、すっかりファンです。
人気の秘密は市販車(GTカー)をベースにした20車種あまりものスーパーカーが参加していること。国産のスーパーカーがすべてそろうだけでなく、世界のスーパーカーも多数参加。
車が身近なんで、入りやすいです。
ドライバー二人体制で給油制限もあるため、必ずピットインしなくてはならず、ドライバーとマシンだけではなく、ピットで作業するメカニックのスピードもレースの大きな見所になっている。また独自のルールとして、上位入賞マシンには次のレースでウエイトハンディ(順位に応じて決められた重量の錘を積む)が課せられ、ポイント争いがシリーズ終盤までもつれ込むことも、大いにレースを盛り上げている。
ルールにより、飛びぬけて速いマシンがないため、レースはいつも混戦。サイドバイサイドでコーナーに侵入してくるとゾクゾクしちゃうね。バーニーの私物化したレースより面白れーぞ!
ところで、これこそその原点だと思うんだけど、「富士グランドチャンピオンシリーズ」ってーのがあって、和田孝夫、関谷正徳、星野一義、高橋国光、松本恵二とか懐かしい面々が出場していた。
メカに興味があった私としては、忘れられないマシンがある。ムーンクラフトが手がけた「紫電」である。結果は散々だったが、なにより美しかった。
1977年、富士GCシリーズを戦うために製作され一大センセーションを巻き起こした「紫電」が、約30年間の時を経て復活します。究極のスーパースポーツカーとして生まれ変わる新型「紫電」は、市販車として開発され、同時にスーパーGTレースシリーズにも参戦を予定しています。
市販されるんですよ、紫電が。TOYOTAもスープラからSC430を投入するし、見逃せませんな、今年も。