逆プルースト効果

※ 食事中には読まない方がいいかもしれません。

ある特定の匂いがそれにまつわる記憶を誘発する現象は、フランスの文豪マルセル・プルーストの名にちなみ「プルースト効果(プルースト現象)」として知られているらしいが、記憶から匂い(臭い)が蘇ることはないだろうか?

今日、異臭を放つ車の修理を仰せつかった。なんでもブロアーモーター付近にネズミが死んで、エアコンの風に乗って車内は相当に臭いらしい。まぁ、本人も見たわけではないから「ネズミ」とは断定できないと思うのだが、それでも彼は「ネズミ」だと言い切った。おそらく、彼の記憶の中の臭いと一致したのだろう。

そう伝え聞いた私は私で、その臭いが蘇ってきた。過去に「この臭いを何とかしてくれ」と頼まれた修理がまさにこのケースだった。ブロアーモーターのシロッコファンの上でのびたネズミの死骸が異臭を放っていた。もうなんとも形容しようもない臭いで、肥料運搬車と同率1位のこの世のものとは思えないものだった。

話を聞いただけでかつての臭いが思い起こされ、軽くエズく。もうその記憶を振り払おうとしても鼻にはその臭いがまとわりついていた。問題の車はセダンだったので4つの窓を全開にして移動させた。もちろんエアコンはかけてない。ホントはたぶんほとんど臭ってないはずなのにエズいてしまう。不思議なもので、いい匂いはあまり連想しないのだが、異臭関係はそうも創造力豊かになってしまうらしい。

こういう記憶はすぐに捨て去りたいのだが、死ぬまで覚えているんだろうな。 :idea:

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