1960年代、ニュージーランドに住む年金暮らしのじいさまの話だ。トイレも風呂もないガレージで愛車と共に寝食を共にしている。自分でピストンを鋳造するほどのじいさまだから、とことんスピードアップに人生を捧げているに違いない。しかし、狭い島ではその性能を発揮できない。そうだ、ボンネビルに行こう! という半ロードムービー。
別にバイク好きじゃなくても楽しめる。年老いたオトコが今までしてきた成果を確認するというか、夢を実現させる実話に基づくお話である。ちょっと勇気をもらえました。ラストなんか危うく泣きそうになりましたよ。そこまでの過程を見ているとホントに走るのか?と懐疑的になるので余計なんだと思います。
今まで積み重ねてきたものがどれほどのものなのか? 試したい気持ち、よくわかります。が、まぁ大半の人は結果を怖れて踏み切れないのもよくわかります。しかし、そこを敢えて踏み込んで違う世界に行くと結果だけじゃなく、新しい人間関係も得られていいかもしんないと思わされましたねー。もし通用しなくてもそれは自分の力不足ってことだけだしね。
いや、久々にいい映画を見ました。
# A・ホプキンス、渋い!
コメント
おはよう〜
最近ちっとも見たいと思うような映画がなかったんだけど、「世界最速のインディアン」これは面白そうですねぇ。
「顔にしわはあっても、心は18歳だ」いいねぇ 幾つになってもそうありたいねぇ
まいど。
ボクはハマりましたね。元気をもらいましたYO!
最終的には気の持ちようなんだと思いましたね。
チャンスがあれば見てみてください。