コレはボクにとってかなりの衝撃だった。未来永劫永遠不滅のように思われていた航路が来月消えてしまうのだ。開設100年目の今年に消えてしまうのは皮肉な話だ。
なんでこんなに衝撃を受けるのかというとボクの両親は香川出身で、子供の頃は盆・正月になるとフェリーに乗って帰省していたから。昔は3社、いや国鉄の連絡船を入れると4社の船が頻繁に行き来していたものだ。昔は船内に売店があって、うどんを食べるのが楽しみだった。距離にするとほんの近所なのに年に2回小旅行気分を味わえる帰省だった。
ボクはなんでもかんでも早く到着できればいいとは思わない。車検証を持って乗車券を買うのも乗船手続きも1時間の船旅もそれはそれでいいものなのだ。特にデッキからぼーっと波を見続けるのが好きだった。あの目が回る手前の感覚が好き。(やや変態)
高松側はたぶん大丈夫だと思うが、宇野は完全にさびれるだろう。橋が架かってかなりさびれていたが、航路が無くなると宇野に向かう理由がなくなる。生活の足以前に街が死んでしまうような気がするのはボクだけだろうか。
コメント
んんん?
いまさらなんですが、もしかしてこれは宇高連絡船?
しかも、宇高連絡船のうどんってあの映画「UDON」にもでてきたエピソードでは!?
なくなっちゃうなんて、残念無念…
そーなんですよ。
急に辞めるなんて言いだしたものだから、両県知事が政府に救済するよう掛け合っているのですが、フェリー会社はもう1隻フェリーを売却しちゃったりで・・・。
1時間休めて結構安くていい航路だったのですけどね。orz