最初に・・・
手短に言うと、「WP本家が運営するユーザ登録型のプラグインページ」みたいなものです。ここにプラグインを登録しようと呼びかけるページが本家にできました。
akaさんの訳文がわかりやすいです。
>plasticdreams 「Extend > Plugins の邦訳」
プラグインを世界中のユーザー間で共有するため、プラグイン作者さんは登録して欲しいところです。プラグインのまとめサイトは数々ありますが、すべてを網羅するのは不可能に近いでしょう。そこで、場所さえ提供してくれれば、作者自ら登録・管理するのがより効率的だと思います。
実際の手順
すべて英語なので敷居が高そうですが、実際はそんなに難しくはありません。そこで、Extend > Plugins に登録するまでの流れをまとめておきます。
1. まずWordPress.orgで レジスター登録をしましょう。
2. 「I want WordPress to host my plugin:」で、プラグイン名、概要、プラグインページ(任意)を書き込んで送信します。(もちろん英語で・・・)
3. 返事かあるまでしばらくかかりますから、その間にプラグインの見直し、英語化をしておきましょう。
4. 登録から約1週間すると返事が・・・
ユーザー名, your plugin hosting request has been aproved.
You now have access to your SVN repository athttp://svn.wp-plugins.org/プラグイン名/
with your WordPress.org username and password (the one you use on the forums).
Enjoy!
みたいな文面です。
SVNリポジトリにファイルを転送するため、TortoiseSVNをインストールします。(執筆現在 TortoiseSVN 1.4.3)
>Gentoo Side 「TortoiseSVNのインストールと設定」
こちらがわかりやすかったです。日本語化もできるので合わせて導入ください。
5. デスクトップに適当なフォルダを作成します。ここでは 「wp-modere」 とします。
6. wp-modere フォルダを右クリックして「SVNチェックアウト」をクリックします。
7. 「リポジトリのURL」に「http://svn.wp-plugins.org/wp-modore/trunk」と入力します。
8. OKを押下すると、空っぽのリポジトリがチェックアウトされます。ローカルマシンに作業ディレクトリが作成されました。
9. wp-modere の中に、プラグインのファイルと readme.txt を入れます。
10. wp-modere フォルダを右クリックして「TortoiseSVN->追加」から、全てのファイルを選択→OKします。
11. もう一度、wp-modere フォルダを右クリックして「SVNコミット」から、全てのファイルを選択→OKします。
12. ユーザ名とパスワードを聞かれてきますから、入力します。その後、送信完了となります。
13. 作業確認するには、フォルダを右クリックして「TortoiseSVN->リポジトリブラウザ」からファイルを見ます。実際にブラウザに反映されるのは送信後1時間程度です。気長に待ちましょう。
その後のバージョン管理等のTortoiseSVNの操作はひろまささんのブログを参照ください。
>hiromasa zone 「TortoiseSVN でファイルのバージョン管理をしてみる(2)」
いやぁ、オープンソースってホントにいいものですね。